月曜日, 6月 04, 2007

永良部百合の花

「奄美新民謡名曲集」というCDに、タイトルの曲が入っていた。
歌詞が違うようで、確かめてみると
永良部海の青さ(いらぶうにのおーさ)
珊瑚花咲ちゅり ヤレクヌ
陸や百合ぬ花 咲がちヨー 美らさ

暗河(くらご)水汲み(みじくみ)や
乙女(みわらび)ぬ仕事(しぐと) ヤレクヌ
百合よ枯れるなよ 育ちよー 給(たぼ)れ
となっている。

この歌はもともと徳之島に伝わる曲のようで、沖永良部島に流れて現在の形に至っている。
上の歌詞は昭和六年に山口禎善という人が作詞したもの。この年、百合が生産過剰になり、価格の安定のため球根を大量に海中に投棄した。落ち込んだ気持と百合の鎮魂を兼ねて作られたらしい。
そして昭和三八年に奄美ブームが起きたときに現在私たちがやっている歌詞ができたそうです。

このCD三線と一緒に演奏されている曲が無いようで、これもなんでかな?と思うのですが、不明です。
奄美に三線が入ったのはいつのことなのでしょうか?
宮古島のように拒否してた訳ではないと思いますが。

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